2013年04月25日

『はじめまして、本棚荘』感想

『はじめまして、本棚荘』 紺野 キリフキ

あらすじ:トゲ抜き師の姉が東京にある「本棚荘」 を留守することとなった。
そこで同じトゲ抜きをしていた私(妹)が留守番することになる。
本棚荘とは文字通り本棚で埋め尽くされている建物だ。
部屋も本棚で埋もれているが、どの本棚も本が入っていない。
何故なら、ここの住人は誰も本を読まないのだ。
そして、本棚荘にはもう一つ変わったところがあった。
それは、本で家賃を払うことであった。
しかし、近年は本で家賃をもらうこともできなくなり、現金で家賃を払っている。
私は留守をしながら姉の客のトゲを抜いたり、本棚荘に住んでいる変わった住人と会話を交わすようになる。
様々な出来事があり、姉と交代で本棚荘を出て行くこととなる。
道中も様々なことがあり、物語は余韻を残して幕を閉じた。


感想:一言で言うなら変わった話。
出会ったことのない分類だった。一人ひとりの住人が個性的だったので、不思議感を抱きながら現実味があった。
個人的に本棚荘に住みたい!全部の本棚を本で埋めたい。
本棚ばかりの部屋や家賃を本で払うだなんて素敵すぎる。
現実にもあればいいのにと思うほどだ。
物語は全てを明かされておらず、謎のままがまた良い。
想像を掻き立てられる。
今回、初めて紺野氏の小説を読んだが、この作家の他本も手に取ってみようと思った。



posted by 響 at 19:13| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月04日

おしまいだよ

お題提供『はじめまして、世界。』様よりお借りしました。
ネガティブな心境を表現してみました(笑)

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posted by 響 at 21:41| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月19日

壊してやるよ

最近、また小説を書く意欲が湧いたので、書きまくってますヽ(^o^)丿
お題サイトにハマったら、書きやすくて仕方ありあません。
なので、今回の投稿もお題小説です。
では、どうぞ!

お題配布元「はじめまして、世界。」
























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posted by 響 at 22:48| Comment(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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